お相手はZLギター内布キョウヂ(こう書くと大槻ケンヂみたいすね。きょうじってローマ字表記ではKyoziってわざとzにしてるらしくて、僕はそれをリスペクトしてキョウヂって書くことがあります。)
いつものごとくノープランでスタート、京都to山梨往復しよか！とか言ってました。
漕げば漕ぐほど自分の非力さが目につき、どんどん目的地は近場へ…最終的には焼津までチャリで行ってあとは電車乗りました。
もっとたくましくなりてえす。
個人的今回の目的地は二つ。
1.蓬来軒
田我流というアーティストがおりまして、その人がYouTubeで地元山梨のおすすめスポットを紹介する「うぇるかむとぅやまなし」。
それで紹介されてて行きたかったとこです。
山梨に行くのって何回目かなんですが、前回行ったときはたまたま定休日で食えなかったんです。
いやしかし、普通の中華そば・醤油ラーメンてあんまりたべないんですが美味しかった。スープの深み半端なかったです。ギョウザも美味しくて。
BGMの選曲もいい、とか動画で触れられてましたが、マルーン5 とか田我流ご本人の音源とかかかってましたね笑
また山梨行く機会あったら絶対寄りたいです。
2.塩山駅
ゼンルナティクスというバンドを始めて、メンバーにいろんな音楽をお勧めしてもらったんですよね。で、今回の旅の相棒キョウヂには本当に色々教えてもらって、パンクやハードコアもそうだけどヒップホップもその中にありました。彼激推し、推されなくてもヒップホップ気になって色々見てたらたどり着くのは必然ですね、Evisbeats X 田我流の「ゆれる」。
このPVの駅にどうしても行って見たかったんですよね。
見るからに何もないし、行ってみても観光地じゃない住宅街なんすよ。
だけど、あの曲ってそれじゃないですか。
当然俺には俺にとっての塩山駅があるし、田我流の塩山駅と俺の塩山駅って全く違う立ち位置で、塩山駅に行ったからってどうこうってわけじゃないんだけど、それでも行きたかったんですよね。
行って何かが大きく変わったわけじゃないです。行って、見て、写真撮って、お土産買って帰っただけ。
だけど、あの駅に行ったこと忘れないと思います。
旅の記録をこまめにSNSに投稿してたけど、それだけじゃこの経験の1割も伝えきれてないです。
出発してすぐパンクした絶望感。修理の時のキョウヂの頼もしさ。トンネル抜けたら山に囲まれてた時の気持ち。霧のトンネルを抜けて坂を下る時の風。後半のペダルの重み。パンパンのパニア乗せて登る山。足ついて押すのすらしんどかった山頂付近。山からの眺め。海辺に張ったテントと、波音の目覚まし。
なんかかっこよくフィルターかけて書きましたけど、辛くて楽しかった！
またどっかいこーっと！！！！キョウヂありがとう！！！！
